ソサイチボールとは？サッカーボールとの違いを徹底解説

公開:2023.01.24

更新:2023.01.24

ソサイチをやってみたいけれど、ボールはどれを使えばいいの？
サッカーボール？それともフットサルのボール？

このように疑問を持っている方に向けて、ソサイチボールについて詳しく解説していきます。

そもそもソサイチとは、サッカーともフットサルとも違うフットボールです。フットサルよりも広いコートでスパイクを履いて行い、思い切りボールを蹴ることができます。

このソサイチでは、ソサイチボールというサッカーボールともフットサルのボールとも違う専用のボールを使って競技を行います。ソサイチボールはサッカーボールと比べると、大きさは同じですが、弾まないローバウンドが特徴のボールになっています。

本記事ではそんなソサイチボールの特徴や、サッカーボールやフットサルボールとの違い、さらにはどこでソサイチボールを購入できるのかなどを解説していきます。この記事を読んでもらえればサッカーやフットサルボールとの違いもばっちり理解できます！

ソサイチのボールの特徴

それではソサイチボールの特徴についてみていきましょう。

ソサイチボールの大きさは、サッカーボールと同じ5号サイズです。広いフィールドで思い切りボールを蹴れることが魅力のソサイチ。ボールのサイズがサッカーと同じですので、キックやトラップなどの感覚はサッカーに近いものとなっており、サッカーを経験したことがある方であれば、スムーズにこのボールになじめるでしょう。

次に、バウンドについてですが、ソサイチのボールは空気圧を調整したローバウンドのボールとなっています。

フットサルのコートの約2倍の広さとはいえ、ソサイチのフィールドはサッカーほど広くはありません。ですので、サッカーボールと同じようにバウンドするボールを使ってしまうと、競技場の防球ネットからボールが飛び出してしまう恐れがあります。

またソサイチではフットサルと違いスパイクを履いてプレーをするので、高くバウンドしたボールを足を上げて処理しようとすると、スパイクによって誤って相手選手を怪我させてしまう危険もあります。こうしたリスクを抑えるためにも、ソサイチボールは空気圧を調整した、ローバウンドとなっています。

サッカーを経験した方からすると、ソサイチのボールは空気が入ってないサッカーボールのような感じがするかもしれませんが、ソサイチのフィールドやルールに合わせてボールも最適に調整されているのです。

ソサイチ・サッカー・フットサルのボールの違い

続いて、サッカー・フットサルで使うボールとソサイチボールを比べてみましょう。

ボールの大きさはサッカーとソサイチが同じ5号球を使うのに対し、フットサルはひと回り小さい4号球を使ってプレーします。

次にボールのバウンドに関わる空気圧についてです。サッカーが広いフィールドに対応した0.6〜1.1気圧のボールを使うのに対して、フットサルは狭いフィールドで主にグラウンダーのボールを蹴ることがメインになるので、0.6〜0.9気圧のボールでかつ高さ 2mの地点から落下させたときのバウンドが 50～65 cmでなければならないという厳しい規定があります。

これに対してソサイチは、ボールの空気圧が0.5〜0.6とフットサルのボールよりさらに空気圧を抑えており、フットサルボールと同じぐらい弾みづらいボールとなっています。

さらに重さもソサイチボールが一番重くなっており、これも弾みづらさやフィールドから飛び出してしまうことを防いでいます。

材質はすべてのボールで人口皮革で同じですが、他の項目は少しずつ異なっていて、それぞれの競技を行うフィールドやルールに合わせて調整されています。

ソサイチボールを購入するには？

ソサイチボールには、ミカサというメーカーが出している公式試合球があり、これがソサイチ唯一の公式試合球となっています。

この公式試合球の入手方法ですが、手軽なのはインターネット通販での購入です。楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトで「ソサイチボール」と検索すると、この公式試合球を購入することができます。また、ソサイチの普及活動を行っている「日本ソサイチ連盟」にも公式ストアがあり、ここから公式試合球を購入することもできます。

また、実際にボールを見てから購入したい場合は、大型スポーツショップ等であれば取り扱っている店舗もあるようです。「スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店」に電話で問い合わせをしたところ、こちらには店頭でソサイチ公式試合球の取り扱いがあり、実物を見ることもできるそうです。

購入前に実際のソサイチボールを見てみたいという方は、お近くのスポーツショップに問い合わせをしてみると良いかもしれませんね。